四十四の手習い

物事を習い始め挫折したとしても再開を恥じることはない

[Xamain All Guides ざっと訳] Cross-Platform > iOS and Mac > Apple Account Management

原文: https://developer.xamarin.com/ja-jp/guides/cross-platform/macios/apple-account-management/

作業: 2018.02.10

 

Apple Account Management

概要

Appleアカウント管理インタフェースは、Apple IDに関連付けられたすべての開発チームを表示する方法を提供します。また、マシンにインストールされている署名IDとプロビジョニングプロファイルのリストを表示することで、各チームの詳細を表示することもできます。

 

Apple IDの認証は fastlane コマンドラインで実行されます。 あなたが正常に認証されるためには、あなたのマシンにfastlaneをインストールする必要があります。 fastlaneとそれをインストールする方法の詳細は、fastlane ガイドで詳しく説明しています。

 

Visual Studio for Mac の「Apple Account」ダイアログでは、次の操作を実行できます。

  • 証明書 (Certificates) の作成と管理
  • プロビジョニングプロファイル (Provisioning Profiles) の作成と管理

このガイドでは、これらを行う方法を記しています。

 

また、iOS Bundle Signing ツールを使用して次の操作を行うこともできます。

  • 既存のプロファイルへの新しい署名IDの追加
  • 新しいデバイスの追加 (Provision)

これらの機能の詳細については、 Device Provisioning ガイドを参照してください。 ️

要件

Appleアカウント管理は、Visual Studio for Mac で利用できますが、現在、Visual Studio for Windowsでは使用できません。

Apple Developerアカウントが必要です。 Apple開発者アカウントの詳細については、「デバイスプロビジョニング」ガイド (Device Provisioning) を参照してください。

  • インターネットに接続していることを確認してください。fastlane が Apple Developerポータルと直接通信するためです。
  • fastlane tools がインストールされていること(fastlane tools installed) を確認してください。
  • https://download.fastlane.tools から最新のfastlane toolsを入手してください。
  • 開始する前に、開発者ポータル (developer portal) でユーザーライセンス契約に同意してください。 

Apple Developer Account の追加

  1.  Visual Studio > Preferences > Apple Developer Account: でアカウント管理ダイアログを開いてください。

    Apple Developer Account options

  2. + ボタンを押してサインインダイアログ (下図) を開いてください。

    fastlane dialog.

  3. Apple ID とパスワードを入力し、Sign In ボタンをクリックしてください。これにより、このコンピュータの安全なキーチェーンに資格情報 (credentials)が保存されます。 Appleの開発者ポータルに資格情報 (credentials)を安全に処理し渡すために、 fastlane が使用されます。  

  4. Visual Studioで資格情報(credentials)を使用できるようにするには、警告ダイアログで Always Allow を選択します。

  5. アカウントが正常に追加されると、Apple IDとApple IDが含まれているチームが表示されます。

  6. いずれかのチームを選択し、View Details… ボタンを押すと、マシンにインストールされているすべてのサインインIDとプロビジョニングプロファイルのリストが表示されます。

 署名ID (Signing Identities)とプロビジョニングプロファイル (Provisioning Profiles) の管理

チーム詳細ダイアログ (Team details dialog) には、タイプ別に整理された署名IDのリストが表示されます。 Status 列には、証明書が次の場合に通知が表示されます。

  • Valid (有効) – 署名ID (証明書と秘密鍵の両方) がインストールされており、期限切れになっていません。

  • Not in Keychain (キーチェーンに存在しない) – Appleのサーバーに有効な署名IDがあります。 これをマシンにインストールするには、別のマシンからエクスポートする必要があります。 秘密鍵が含まれていないため、署名者IDをApple Developer Portalからダウンロードすることはできません。

  • Private key is missing (秘密鍵がない) – 秘密鍵のない証明書がキーチェーンにインストールされています。

  • Expired (有効期限切れ) – 証明書の有効期限が切れています。この署名IDをキーチェーンから削除する必要があります。

署名IDの作成

新しい署名IDを作成するには、Create new Certificate ドロップダウンボタンを選択し、必要なタイプを選択します。 正しい権限を持っている場合は、数秒後に新しい署名IDが表示されます。

グレー表示され選択できないドロップダウンのオプションは、正しいチーム権限がないためこのタイプの証明書を作成することができないことを示しています。

プロビジョニングプロファイルのダウンロード

また、チーム詳細ダイアログ (Team details dialog)には、開発者アカウントに接続されているすべてのプロビジョニングプロファイルのリストも表示されます。 Download all Profiles ボタンを押すと、すべてのプロビジョニングプロファイルがローカルマシンにダウンロードすることができます。

iOS Bundle Signing (バンドル署名)

          アプリをデバイスにデプロイする方法については、device provisioning ガイドを参照してください。

トラブルシューティング

詳細ダイアログ (Details dialog) に何も表示されない

バグ#53906に関する既知の問題です。 Mac用の最新の安定版Visual Studioを使用していることを確認してください。 

アカウントへのログイン中に問題が発生する

  • キーチェーンアプリケーションのパスワードカテゴリーを開き、deliver.を探し全てのエントリーを削除してください。

"Error Adding Account. Please Sign in with an app-specific password (アカウント追加エラー。 アプリ固有のパスワードでログインしてください。)" というメッセージがが表示される 

アカウントで2要素認証が有効になっているためです。 最新の安定版Visual Studio for Mac を使用していることを確認してください。

新しい証明書の作成に失敗する

許可された証明書の最大数が既に生成されています。 Apple Developer Center を参照して、プロダクション証明書の1つを取り消してください。

既知の問題:

  • View Details ダイアログでは、署名のIDとプロファイルを取得するのに時間がかかることがあります。
  • 詳細の入力後、フォーカスがVisual Studio for Macに返されず、アカウントが追加されないことがあります。 このような場合は、もう一度プロセスを試してください。
  • Visual Studio for Macで作成されたプロビジョニングプロファイルでは、プロジェクトで選択したエンタイトルメント(Entitlements.plist)は考慮されません。 この機能は、IDEの将来のバージョンで追加されます。
  • ディストリビューションプロビジョニングプロファイルは、デフォルトでApp Storeを対象とします。 インハウスまたはアドホック向けのプロファイルは手動で作成する必要があります。

 

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